てばなしで気持ちを整理するってどういうこと?
私が実際にやっていて、あとから気づいたことです。
「あ、私…てばなしで気持ちの整理してたな」って。
2000年夏…。

結婚して数ヶ月経った頃、新居での生活にもようやく慣れて“自分だけの時間”ができました。
そこで、一念発起!
長年の独学期を経て地元の手話講座に通うことにしたのです。
講座のあった日の夜には必ず洗面所の鏡に向かって
『その日の出来事、感じたことを手話で表現』していました。
言いたいこと(表現したいこと)のなかに、自分の知らない単語があれば迷わずその場で作ってました。
鏡で見ながら内容に合ってない表現だを感じれば変更したり、伝わってそうだなと思えばそのまま続きを…のくりかえし。
そのうち、講座のあった日以外、とくに旦那さんとモメた日(笑)などは夜な夜な洗面所に向かい、手のひらでモメた出来事を再生してました。
鏡ごしに見る夫婦喧嘩の再現ひとり芝居です。
何をキッカケにどっちが先にムッとし始めたか?
何がトドメでわーっ!ってなったか?
がよくわかりました(笑)
それを踏まえて翌朝私からコソッと謝ったりして…。
もちろん嬉しいことがあったときもレッツゴー洗面所(笑)
どこがどう嬉しかったのか?を表現する自分を鏡で見てみると、そんなに嬉しそうに見えなかったり、過剰に喜び過ぎてたりしているのがよーくわかりました。
鏡が教えてくれた私の気持ち
「日記に書いて読み返すことで、気持ちが整理できるのに似てるな」
と思ったわけです^^
なんなら
書く+読み返すの2行程を一気にできてる!
書くにあたる『表現する』と
読み返すにあたる『目で見る』が同時進行なのです。
「書いて読んだ方が早い」
「そんな手間なことを…」
と言われたこともありましたが、気にせず続けてました。
表現についてああでもないこうでもないと思いを巡らせているうちに、出来事そのものへのモヤモヤとかがどっかに行ってしまう感覚が楽しかったのです。
そのうち日常で残念に思うようなことがあっても
「これ、今夜どんな風に手で表そうかなー」
とか思ったり(笑)
医学的根拠とかはわかりません(知りません)。
私には効果があったと言っていいと思います。
あなたもてばなし®️で日記にトライしてみませんか?