歌で覚える

『おたんじょうびのうた』

小河畑千鶴子オリジナルCD「ありがとうのうた」より
作詞:作曲:演奏:小河畑千鶴子
PV製作: (株)アーチ・コア インコーポレーテッド
     http://www.arch-core.com/

てばなし®️の音楽が生まれた話。

2010年2月。
ファーストアルバムのレコーディング期間中に生まれたのが
この『おたんじょうびのうた』です。

できたてホヤホヤの曲を、当時通っていた手話講座の休憩時間に、
手話の師匠や受講生仲間にも聴いてもらいました。

「やさしい曲ね」
「子守唄みたいね」
と、感想をいただくなか、

「これ、手話を付けたらいいんじゃない?」
という提案をしてくださった方がいたのです。

聴こえない人や聴こえづらい人に
楽曲のメロディやリズム、音楽の響きが
どうやったら伝わるだろうかと。

表現するスピード、表情
どの位置で、どんな大きさでそのことばを表すか?
その歌詞を表現するときはどこを見るのか?を考えながら
鏡の前で何度も試しました。

「1番だけじゃなくて2番にもちゃんと手話を付けてよ!」
と背中を押していただいたり

歌詞に出てくる
「しあわせになってよね」の【なって】と
「ぜんぶあなたのはねになる」の【なる】は
歌の内容からして同じ【なる】の表現じゃないよね…
と、アドバイスをいただいたりもしました。

2番からはストーリー仕立ての演出(映像)になっているため
聴こえない(聴こえにくい)方には歌詞がわかりません。

「字幕がついてるといいね^^」と率直な感想を言ってくれた友人に感謝です。

そうして完成したのがこちらのミュージックビデオです。

もし、これをご覧になっているあなたが、
聴こえる人なのでしたら、
音量をゼロにして、心の耳を澄まして観てみてください。

あなたの心に無音の音楽が聴こえてきたら、とても嬉しいです。